最近流行ってるピラティスってなに？

ピラティスは、ドイツ出身の『ジョセフ・ピラティス』氏が考案したエクササイズです。

元はリハビリを目的としたピラティスですが、背骨や骨盤の動きに着目し、現代では「美しいボディラインを作る」ためのエクササイズと変化してきています。

ただし、ピラティスのエクササイズはダイエットに即効性はありません！

ピラティス氏の言葉にこんな有名な言葉があります。
『10回で気分が変わり、20回で見た目が変わり、30回で体の全てが変わる』

つまり、長く続けていくことで体が変化していくということ。

やみくもに多い回数動くのではなく、少ない回数でも質の良い動きをしていればちゃんと効果があります。

正しい動きで、どこを鍛えているのか意識しながら行うピラティスを長期間続けていくことで、ただ「痩せる」のではなく、「美しいボディライン」を必ず得ることができますよ。

ピラティスでは常に「胸式呼吸」を行いながら、エクササイズを行います。

「胸式呼吸」とは、交感神経を優位にし、筋肉を鍛える際に効果が期待できる呼吸法です。

助骨や肺を広げて胸を膨らますイメージで鼻から大きく息を吸い、肋骨を締めてお腹を引き締めるように口からゆっくりと吐き出します。

呼吸を意識しながら体を動かすことで、体中に酸素がいきわたり血流アップに◎

普段の生活の中でも取り入れることで、心身のリフレッシュもはかれます♪

ヨガと比較されることが多いピラティスですが、わかりやすい違いは以下の通りです。

• 心身の安定を目的とし、全身の筋肉を動かすヨガ
• インナーマッスルを鍛え、骨格や骨盤の歪みを整えるピラティス

つまり、心身の安定を目的としたエクササイズがヨガ、機能的な身体を鍛えることを目的としたエクササイズがピラティスということが言えます。

さらに、ただ鍛えるだけでなく、自分自身の身体の動きを意識し、常に集中を保ちながら動いていくのがピラティスの本質です。

身体を鍛えるという面では、筋トレと同じにされがちですが、俗にいう筋トレと呼ばれるウエイトトレーニングはアウターマッスルという表面的な筋肉を鍛えます。

それに対しピラティスは、インナーマッスルと呼ばれる深層部の筋肉を鍛えます。

インナーマッスルを鍛えることで、日常の動きで無意識についてしまった身体のくせを正します。
姿勢が整うことで、ボディラインがすっきりして女性らしいしなやかな身体に変化します。

ピラティスのエクササイズと呼吸で、深層部にあるインナーマッスルを鍛えます。

骨盤・お腹周り・背骨・横隔膜の4つの筋肉からなる「インナーユニット」を鍛えることで、以下のような効果が得られます。

• ダイエット
• 疲労の抑制
• ケガ防止
• 肩こりや腰痛軽減
• 生理痛の緩和　etc

女性らしいしなやかな身体になるには、インナーマッスルを鍛えるのが1番！

ゆっくりとした動作で、息を整えながらエクササイズを行うので、最初は「難しい」と感じる方が多いですが、続けることで必ず効果は得られます。

ピラティスのエクササイズを通して、「身体の正しい動かし方」を学びます。

普段の生活で無意識についた身体のクセや歪みを整え、正しい姿勢を維持する筋肉を鍛えます。

さらに縮こまった背骨を伸ばすことで、すらっとしたボディラインが整います。

免疫力の向上には、ストレスのコントロールと腸内環境を整えることが必要です。

胸式呼吸と動きへの集中によるマインドフルネスで自律神経をコントロールできるようになると、ストレスが解消され、ホルモンバランスと内臓機能が正常化。

インナーマッスルの強化により内臓の位置が正しく整うため、腸の動きが活性化し免疫力UPが期待できます。

胸式呼吸が交感神経に働きかけ、頭や身体を活性化させます。

それにより、レッスン終了時にはスッキリとした爽快感を得られ「気持ちよかった」という声が上がることも。

激しすぎる運動は逆にストレスに感じることもありますが、ピラティスはちょうどいい負荷で気分転換にも◎ストレス解消に繋がります。

また、呼吸とリズムを伴う動きで良質な睡眠に必要不可欠な「セロトニン」の分泌を増やすことにより、睡眠の質向上が期待できます。